ポスティングとは

ポスティングの効果・メリットやデメリット

ポスティングの効果・メリットとは?

 
・ターゲットに必ず見てもらう事が出来る!
世の中の一般の家庭や勤め先の会社等では、必ず毎日ポストに投函されている配布物の確認し目を通しています。つまり、ポストに投函されたチラシやビラ、パンフレット等の広告物は、ほぼ確実にターゲットの手元へ行き渡り、ターゲットも一度は広告を目に止めてその情報が必要か不要であるかの判断をします。直接、視覚的にその広告媒体に目を通すので、新聞の折り込みチラシや携帯やパソコンに送られてくるダイレクトメール等に比べて、読み落としされる事が無く、伝えたいが事が伝わる・高い反響を得られる宣伝ツールになるのです。

・直接ダイレクトにターゲットへ宣伝出来る!
全ての物件へローラー配布する事が出来るので、広告等の投函拒否をしている物件を除いた全ての物件(○○町○丁目等)に向けて、年齢層等を選ばずに幅広く販売促進物がダイレクトにポスティングされます。受け取った側も配布物に目を通す比率が高くなる事で、ターゲットの広告物に対する認識や注目、宣伝の効果が高まります。

・配布したいエリアを細かく選択して宣伝出来る!
ポスティングには、○○町、○丁目、○○ブロック等といった様に、住宅のエリアを単位でエリア指定し地域に密着した広告・宣伝をする事が可能です。商圏外のエリアを省く事が出来る為、細かなエリア選択によってターゲットのニーズ把握も出来、コストも抑えてポスティングする事が可能になります。
(例)
・○○町、〇〇村の知名度をアップしたい!
・地域の販売物促進の効果を図りたい!
・○○町、〇〇村で広告に対する人々の反応がどの様なものか試してみたい!
等といった、様々なクライアントの要望に応える事が可能になります。

・ターゲットを明確にした宣伝が可能である!
広告・宣伝をするクライアント側の要望によって、ポスティングする対象の建物を絞った(集合住宅、一戸建、事業所等)選別ポスティングで、建物を選択する事が出来ます。例えば、ある不動産会社が物件のテナントを募集する為に、ポスティングするターゲットを事業所やテナントビルに絞ってポスティングしたい場合や、会社や店舗に向けてでは無くファミリー層限定で商品を宣伝したいといった場合に対応する事が出来ます。クライアントの目的やニーズが明確なので、無駄なく宣伝したい相手に向けて発信する事が出来ます。

・色々なジャンルの広告物を配布し宣伝する事が出来る!
チラシの他にも、飲食店や美容関係の小冊子やメニュー、フリーペーパー、アルバイトの求人情報といった情報誌、洋服・インテリア等のカタログ誌、官庁や自治体、団体、企業が不特定多数の人々に向けて機関の活動を紹介宣伝する広報誌、ティッシュ、 化粧品のサンプル等、様々な媒体の配布が出来ます。様々な広告物をポスティング出来るので、広告物を受け取る側も自分の興味・関心のある物にヒットすれば、それが購買意欲や来店意欲等に繋っていきます。
 
この様に、ポスティングとは周りに大きな反響をもたらす、大変便利なツールになります。一度に沢山の人に広告を認知してもらう事が可能で、多くの反響率も見込む事が出来ます。※反響率とは:広告等を見て、購買、来店、資料請求、問い合わせ等、何らしらの反応やレスポンスがあった率の事を指します。
 

ポスティングのデメリットとは?

 
・天候に影響されやすい!
雨の時、台風等風が強い時、雪が降っている時等、天候が良くない場合、広告チラシが濡れてしまうのでポスティングを行う事が出来ません。その為、基本的にポスティング会社では、広告物の配布期間にしっかり予備日というものを設けている場合がほとんどです。なので、ポスティングをする際は、広告物を一日何枚配布したら良いか、いつ迄にどの程度配布するか等、配布計画の目安を自分でしっかりと立てて余裕を持ってポスティングを行う事が大切です。

・新聞の折込チラシよりも割高になっている!
新聞の折込チラシは、1度に数十枚のチラシを一緒に配達する事が出来、新聞購読者限定で新聞を届けるだけになるので、1枚単価が安くても請かります。一方で、ポスティング会社の場合は、1度に投函出来る広告枚数が1枚~4枚程度と少ない為に1枚の単価は割高になってしまうのです。良く言えば、ポスティングは新聞を購読している・していないに関わらず幅広い客層へ向けた宣伝が可能となり、クライアント側がエリアや建物形態等を指定し選択する事で、沢山の人々に反響と影響をもたらす事によって費用対効果を高く得る事が可能になります。
※費用対効果とは:クライアントがターゲットにむけて宣伝したい導入広告費用に対し、導入広告によって得られる効果の事を指します。コスト削減、時間短縮等のメリットが挙げられます。
 
・クレームが発生する!
広告物を受け取ったお客様からのクレームが発生します。お客様から良い反響が寄せられる事を前提としてポスティングは行われておりますが、逆にお客様の目に留まらなければポスティングされた広告物は不要なゴミであり捨てられてしまうのが現実です。新聞の折込チラシと違って、ニーズがない一般家庭や事業所にポスティングをする為、時に住民の方や集合住宅のオーナーさん等から広告に対してクレームが入る事があります。
(例)
・「家にゴミを入れないで欲しい!」とチラシに記載されているクライアントの電話番号に住民の方が電話をかけてきた。
・あるマンションに住んでいる住人が、マンションのオーナーに「広告物が沢山入って来て迷惑している。広告物を投函されたくない。」と伝えてきた。オーナーからクライアントに投函拒否の連絡が入る。
等、様々なクレーム内容が発生する場合があります。
 
クライアント側がクレームを伝えてきたお客様の住所と名前を確認している場合は、ポスティング業者の方で「投函禁止リスト」にお客様情報を追加し、次回からはそのご家庭へは投函しない様なシステムになっています。
実際にポスティングを行った配布スタッフへ、ポスティング会社から投函に関するお客様の情報伝達が不十分だった場合、再びクレームのお客様宅に広告物を投函してしまうという様な事が生じてしまいます。これは、ポスティング業界の課題の1つとして挙げられています。
しかし、どの業界でもクレームというのはあるものですが、ポスティングをする場合はクレームが発生するものである事を念頭におく事、クレームが発生した際のポスティング会社のクレーム対応を良く確認し、販売促進するツールとして役立てていきましょう。
 
・1日の配布数が限られる!
ポスティング会社によって内容や条件は異なりますが、一般的にポスティングは、配布スタッフが一軒ずつ家を回って直接配布をして行きます。なので、一日に配布出来る可能な部数が限られますまたポスティング業界にも繁忙期があり、この時期は特に可能な配布部数が顕著に限られています。

・配布状況を確認しにくい!
新聞の折込チラシや携帯・インターネットへのダイレクトメールと違って、ご契約者やモバイル会員に向けての配布では無いので、細かく具体的な配布状況を確認しにくいという点が挙げられます。ポスティング会社によっては、毎月・毎週にポスティング状況の報告を行っている会社もあります。
 
ポスティングについての基本的な内容とメリット・デメリットについて説明をしてきました。ポスティングの方法や、やり方次第でターゲットからの反響が大きく見込めます。しかし、方法や、やり方に落ち度がある場合、効率的なポスティングにはなりません。ただ、やみくもにポスティングを行っても経済効果は見込めないのです。一番大事な事は、事前の準備をしっかり行う事です。
 

事前の準備をする事とは

・マーケティングをしっかり行う事
ターゲットに合わせた配布の方法で、より、宣伝したい商品や、お勧めしたいサービス等を、クライアントはしっかりと宣伝したい・提供したいターゲットが住んでるエリアを定める事が大事です。
(例)
・地域密着型のお店にアピールしたい場合
この様な場合、お店を中心としておおよそ1Km圏内を目安にポスティングを行う様に定めるのも良いです。
・高額な商品等、特例のターゲット限定でアピールしたい場合
GISポスティングが良いです。
GISポスティングとは:人口、男女別、建物構造、建て方、持ち家、借家、年収、事業所別等、様々な単位でデータを引き出す事が可能で、ターゲットを絞り込む事が可能です。しかし、ターゲットを絞り込み過ぎてしまっても逆にコスト高になってしまうので、費用対効果のバランスも考えてポスティング依頼をする事が大事です。